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暮らしのポイント
公開日:2023.04.30
最終更新日:2023.05.14

心地よい空間をつくるために

心地よい空間
はじめに
お家づくりを検討する時に皆さまはどんなことを考えますか?
吹抜けに憧れるな…、キッチンはあのメーカーが良いな…、などポイントごとのご要望はもちろんありますよね!それだけでなく、今のお住まいのご不満点などを踏まえて、新しい家に望むことは、具体的にでも漠然としていても、「こんな暮らしがしたい」という風なイメージがきっとあると思います。
最近は家族みんなで長い時間を過ごすLDKの快適性を求める方が増えています。本コラムでは、心地よい空間づくりのポイントや気を付けたいことをまとめています。ぜひ心地良い住空間づくりのご参考にしてみてください^^

目次

心地よい空間づくりのポイント

開放的な空間にする

「LDKを広くしたい」「〇〇帖のリビングが欲しい」など、LDKに広さを求める方はやはり多い印象です。
リビング・ダイニング・キッチンはひとまとまりの空間にすることで、広く開放的な空間にすることができます。一体空間にするだけでなく、勾配天井にしたり吹抜けを設けたりすることで、縦方向に空間の広がりをつくることもできます。また、吹抜け単体を設けなくても、リビング階段にすれば縦方向への空間の広がりを演出することは可能です。
 
例えば、数字的には18帖でも、窓の向こうの景色や吹抜けの縦方向への抜け感による視覚的効果で、20帖の広がりを感じることは十分に可能です。一体空間とすることで、LDKの中で家族が違うことをしていても声を掛け合えたりお子さまの様子を伺ったりと家族のコミュニケーションの観点でもメリットがあります。
 

多目的スペースを作る

上記でも述べましたが、LDKを開放的な一体空間にすることで家族が別のことをしていても一緒の空間で過ごすことができます。それに伴い、小上がり空間・畳スペース・みんなが使えるカウンター、といった多目的に使えるスペースも良いのではないでしょうか。
小上がりや畳みスペースはお子さまがおもちゃを広げても良し、お昼寝しても良し、また来客時には個室としても使うことも可能です。大人にとっても、ふとした時にゴロン、と横になれる空間があるのは嬉しいですよね♪
またカウンタースペースはお子さまのリビング学習や、奥さまが家事の合間に一息つくママコーナー、ご主人さまがお仕事をされるワークスペースとしてなど、家族みんながそれぞれの用途で使うことができます。
このように多目的に使える空間は、スペースの有効活用にもなり、家族のコミュニケーションにも活躍してくれます。

小上がりヌック
施工事例:小上がりヌックがある家

畳とカウンター
施工事例:畳とカウンターの組み合わせスペース
 

素材、コーディネートにこだわる

永く住まうお家・家族がながく過ごすLDKがだからこそ、素材コーディネートにこだわるのもオススメです。最近はInstagramをご覧になられている方も多く、お好みのテイストやイメージが固まっている方もいらっしゃいます。
外壁に天然木を張ったり、無垢のフローリングを採用したりするなど、経年変化を楽しめる素材を選ぶことにより、永く暮らしていく中で色合いや風合いの変化を楽しめます。またコーディネートを楽しむことで、お気に入りのスペースが生まれ満足感が高まったり、好きなものに囲まれて過ごすことで落ち着けたりと、暮らしていく中でお家にドンドン愛着が増していくのも素敵ですよね^^
朝の支度一つとっても、お気に入りの洗面台で準備すると一日のテンションも上がりますよね♪

女子必見! 木目×グレー×ホワイトを基調としたたくさんの素敵がつまった家 

窓にこだわる

明るさを求められる方も多いですが、窓にこだわるのはとても大切なことです。
明るさの確保はもちろん、風の通り道や景色を切り取るピクチャーウィンドウなど、窓は開放感や視線の抜け感を与えてくれます。もちろん、適切な場所に窓を設けないとプライバシーを守れなくなってしまったり、夏のジリジリした日差しが入ってきてしまったりするので、窓の取り付け位置やサイズを検討することが大切です。
 

外とのつながり

お子さまの外遊びや夏のプール遊び、家族でのバーベキューなど、アウトドアの志向が高まる中で、屋外空間とのつながりも大切な要素です。
例えば庭とLDKのアクセスを良くすることでアウトドアを楽しめるだけでなく、空間が広がり開放感を感じることにもつながります。その他にも、洗濯物を干すだけでなく屋外でコーヒータイムを楽しめるバルコニーを設けるのも良いかもしれません。
 
施工事例:リビングとタイルデッキがつながる家
タイルデッキ
施工事例:プライバシーを保ちながらアウトドアリビングを叶えた家

アウトドアリビング
施工事例:緑の中でコーヒータイムを楽しむバルコニーのある家
 

注意点

さて、心地良い空間づくりのポイントを述べてきましたが、次にそれを実践する上での注意点を紹介していきます!
 

開放的な空間・大空間にするには、高性能住宅であること!

開放的な空間で心配するお声を多く聞くのは、温度環境が保てるかどうかです。つまりエアコンがしっかり効くか、ということですね。実際にLDKが一体となった開放的な空間や吹き抜けのあるスペースでは「暑そう・寒そう」「電気代がかかりそう」というイメージがある方もいらっしゃいます。
そんな開放的な空間を実現する際には「高気密・高断熱」のお家づくりが重要です。簡単に言うと、高断熱は意図しない熱の出入りを防ぐこと、高気密はお家の隙間が少ないことです。この2つが合わさることで、まるで魔法瓶の様に暖かさ・涼しさを保つ空間になるのです。 

プライバシーに配慮する

開放感や明るさで大切な窓ですが、安易に大きな窓を付けてしまうと屋外からの視線が気になりプライバシーが守れなくなてしまうかもしれません。
明るさが必要な場所では足元を照らす地窓や視線の気になりにくい高窓、透明ガラスではなく曇りガラスなどを検討してみると、明るさや開放感とプライバシーを両立した空間に近づけられるでしょう。

収納計画

快適な空間づくりではお部屋をキレイに保つことも大切ですよね。お掃除がしやすいように、物をしっかりと決められた場所に仕舞うこともポイントの1つです。そのため、収納計画をしっかり練ることが大切です。
例えばシューズクロークには靴だけでなく、アウターやアウトドア用品、スポーツ用品、出張などが多い方はスーツケースなど、何をどこに置きたいかを予め検討しておくことで、適切なスペースを確保でき、掃除・収納に困らないお家づくりに近づけることができるのではないでしょうか。
他にも最近は、「生活感が出るので家電を隠したい」というお声も伺います。家電から、食器や調理器具などが仕舞えるような大型収納も生活感を隠しお部屋をスッキリ保つことに役立ってくれそうです。
バルコニー
施工事例:背面に全て収納することができるキッチン
 

照明やコンセント

上記で生活感を隠す、という話をしましたが、収納部や家電関係と同じく配線関係も生活感が出てしまう部分です。
コンセントが足りない、位置が不便だった、ということにならない様にすることはもちろん、配線がはみ出さないようにコンセントの数や位置には気を遣うと良いでしょう。WI-FIの位置なども予め決めておくのが良いかもしれませんね。
 

好みのテイストやカラーコーディネートの統一

上記で素材やコーディネートの話をしましたが、空間がごちゃごちゃしない様に統一性を持たせると良いでしょう。シンプルモダン・北欧テイスト・ホテルライクな雰囲気など好みのテイストで空間づくりの方向性を決めると家具購入でも選びやすくなるかもしれません。
またカラーコーディネートに関しては「ファッションでは3色でまとめるのが無難」や「ベースカラー・メインカラー・アクセントカラーの割合を70:25:5で意識すると良い」などを聞いたことがあります。
全体の雰囲気を意識しながら、インテリア小物や差し色や柄のあるクッションなど、アクセントになるものを入れるのも良いかもしれませんね^^
 

まとめ

心地よい空間をつくるためのポイントや注意点をご紹介してきましたが、いかがでしょうか。

素材やコーディネートについては住んでからでも考えられる要素ですが、間取りや動線、窓のサイズや配置などはそうはいきません。R+house所沢・狭山・川越南店では「アトリエ建築家と建てるお家づくり」を行っています。アトリエ建築家は膨大な知識と培ってきた経験で、プライバシーに配慮しながらも開放的な間取りや、日々の家事が楽になるような家事動線の提案、夏の日差しを遮り冬の陽光を取り込む窓計画など、お客様のご要望・ヒアリングをカタチにしていきます。
 
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