初めにいくらで計画できるかを知る
適切な資金計画を考えていく
資金計画が家づくりの重要な一歩目です
「住宅費」「老後費」「教育費」は、人生において特に重要とされる「三大資金」と呼ばれます。
この人生三大資金の中で最も検討されていないのは「住宅資金」です。
そして、その理由が「十分な知識がない」という事です。
家は家族の生活の場であり、こだわりたいものではありますが、ここだけにお金を使ってしまうと、お子様にかかる教育についての資金や、ご夫婦の豊かな老後を過ごすための貯蓄など、他のことに回す余裕がなくなってしまいます。家族の幸せのためには、家づくりだけでなく将来まで見据えた資金計画が不可欠なのです。
自分の予算を「相場やなんとなくで」決めてしまうのは大変危険です。
同僚が4,000万円でローンを組んで住宅を購入したと聞いたから自分も4,000万円程度で考えて始めよう。同僚の方と生活、住宅に求める優先順位等すべて異なります。住宅はご自身にとっての理想と資金計画をしっかりと把握したうえで進めるべき事柄です。
良い家を建てようとすると、どうしてもコストが上がってしまいます。そうなると住宅ローンの返済額も大きくなり、家計を圧迫する要因になりかねません。どんなに理想通りの家が手に入っても、そのせいで生活にゆとりがなくなったりストレスが発生したりしてしまっては、意味がありません。
弊社では、適切な資金計画のための勉強会も行っております。現在の月々のお支払い状況から10年20年先の自分の状況を想定したうえで自分にとっていくらが「返すことに無理のない自分にとっての適正金額」なのかを客観的にアドバイスさせて頂いております。この点をはっきりさせることで、新築計画における土地・建物・諸経費をどれくらいの配分で検討すればいいかの”基準”を持ち、最適なご予算での計画が検討出来ます。
豊かに暮らしていくための資金計画
マイホームの夢を叶えるためには知らなければならない事がたくさんあることも事実です。
住宅検討を進めて行く中で夢も膨らみ、気付いた時には自分の予算に合わないので、何かを削りながら家を建てる計画を進める・・・
お客さまが“自分の生活にあった最適な家づくり”ができるように、様々なパターンを想定したシミュレーションを通じて、「将来を考えた無理のない自分に合った予算はいくらなの?」「どのタイミングが自分にとって一番いい?」など、将来の安心した生活を考えてマイホームの夢を叶えるお手伝いをしています。
FP(ファイナンシャルプラン)というと、もうちょっと検討してから・・・・と敬遠される方もいらっしゃいますが、家づくりは人生に一度あるかないかの大切なこと。
後悔しないためにも、きちんとご自身の家族が将来的にどの様な選択肢を取った方がよいか、しっかりと学んで、戦略をもってほしいと心から願っています。
土地から探す場合は必ず資金計画から
注文住宅を建てる前に土地探しをしている場合は、注意が必要です。土地代は場所や条件によって大きく異なり、数百万円で購入できることもあれば、数千万円かかるケースもあります。土地を購入する場合は家と合わせて資金計画を立てなければ、オーバーローンになって生活に余裕がなくなってしまう可能性もあるのです。
当社では、家づくりを行うだけでなく、お客様のご予算に合わせた土地探しもお手伝いしています。土地がまだ決まっていない方は、ぜひご相談ください。
購入コスト以外の先々のコストを計算
家づくりで意識しなければならない重要なことの一つが、住宅のランニングコストについてです。家をつくるとなると、どうしてもイニシャルコストにばかり目が行ってしまいますが、実際に生活が始まると、冷暖房を含めた電気代やメンテナンスの費用など、大きなランニングコストがかかってくることがわかります。
その土地の気候やご家族のライフスタイルにもよりますが、外壁材や屋根材、水回りなどは20年前後でメンテナンスが必要になる可能性もあります。家づくりにお金を使いすぎると、こうした重要なメンテナンスが十分に行えなくなる可能性も考えられるのです。
当社では、高気密・高断熱の高性能住宅によってランニングコストを抑えるご提案をしています。家の購入後まで考えるなら、ぜひ当社にご相談ください。
資産価値も視野に入れて
欧米の住宅の寿命は60年ほどであるのに対し、日本の住宅の寿命は平均30年ほどだといわれています。言い方を変えれば、日本の住宅はそれだけ資産価値が低いといえるのです。高額な住宅を購入しても、すぐに傷んで解体してしまっては意味がありません。家は建てるだけでなく、どれだけ長持ちさせるかが重要になってきているのです。
購入した世代はもちろん、その子どもや孫まで、解体することなく住み続けられるような住まいなら、資産価値は非常に高いといえるでしょう。当社では、高気密・高断熱や高い耐震性といった性能面はもちろんのこと、長持ちさせるための高耐久にも力を入れています。
家族がいつまでも安心して暮らせる家をお求めなら、弊社にお任せください。
住宅購入の減税や補助金について考える
新築住宅において、住宅ローン減税や補助金等はいろいろな種類がございます。資金計画も大事ですが、各制度をうまく利用することでより充実した住宅計画にすることができる場合もございます。たとえば、FP診断を通して住宅ローン減税で13年間の間にいくら減税をうけることができるのか等の計算も簡単に行うことができます。