注文住宅には、大きく分けて3つの建築方法があります。注文住宅といえばフルオーダーのイメージがありますが、コストを抑えた注文住宅の建築も可能です。

ハウスメーカーや工務店が事前に準備した規格に沿って建てる家の事を指します。建売住宅に似ていますが、最初から建築するため、注文住宅の種類の一つとして扱われています。

外観や間取り、設備など一定の規格の中から選んで、自由に組み合わせて建築する方式です。

規格住宅は会社によって内容が異なります。仕様はあらかじめ決まっていますが、デザインや設備などいくつかのパターンが用意されています。基本的に選んでいくだけなので、迷うことはないでしょう。

規格住宅には、工期がわかりやすく、低コストでのオーダーができるメリットがあります。しかし、間取りや設備の自由度は制限があります。

セミオーダー方式の注文住宅は、フルオーダー方式と規格住宅の中間に位置する建築方式で、規格住宅よりも、自由度は高くなっています。
標準設備やオプションの選択肢、間取りの自由度など、各社ごとの特色は様々です。
ある程度こだわりを持ち、コストを抑えつつ、家を建てたい人におすすめできます。

フルオーダー方式は、間取りや外観、仕様などすべて自由に決められる建築方法になります。特に家づくりを拘りたい方は、フルオーダーの注文住宅を選ぶとよいでしょう。ここで言うフルオーダーは全てゼロベースからという部分もありますが、法律的に、構造的に可能な範囲の中である事をご了承ください。

予算を抑えてコスト重視で機能的な家を建てることも可能です。イメージしているものをカタチにしていく作業は、難しいもので、イメージ出来ていたの輪郭だけで、詳細まで決まっていない事もあります。また詳細を決めきってしまうと、雁字搦めになり抜け出せない場合もあります。考え方にも自由度を持って、しっかりとコミュニケーションがとれる施工会社に依頼することをおすすめします。

埼玉県にこだわって理想の家を建てるには、良い建築会社を探すことから始めましょう。数十年の間家に住むことを考えると、その後のアフターフォローが重要です。地元密着の建築会社は、継続的なアフターフォローに強みがありますので候補を探す近道かと思います。
その中で、建築実例などからご自身の好みのデザインが実現出来そうか確認しましょう。

デザイン住宅の代表的な依頼先は以下の3つになります。

設計事務所に依頼すると、こだわりのデザイン住宅を建てることができます。

工務店のなかには、地元に密着している会社が多く、長期にわたってお付き合いを求めるには最良です。相談もしやすく安心してお任せできるでしょう。

ハウスメーカーはたくさんあり、依頼するのにも会社規模で安心感があります。ただハウスメーカーによっては制約として設計ルールを決めている場合がある為、自由度に制限がある場合もあります。

デザイン注文住宅を建てる際には

どんなデザイン注文住宅を建てたいとしても、予算が解らないままオーダーは出来ません。建築会社や設計事務所で予算を相談し、資金計画をまとめる。

建築会社・設計事務所を決めたら打ち合わせを重ねていきます。

家が完成したら家をチェックして、不備がないか確認します。

デザイン注文住宅とは、デザイナーズハウス、デザイナーズ住宅などとも呼ばれ、住まい手の好みや要望通りにデザインできる家を言います。著名な建築家がデザインを手がけた住宅のみを指す訳ではありませんが、他の住宅とは一線を画す魅力的なデザインで、おしゃれな住宅が建てられます。

ここからは、デザイン注文住宅を選ぶ際のポイントをご紹介します。家作りでお悩みのかたも、デザイン注文住宅にすることによって解決するかもしれません。

デザインには好みがあり、現代風のおしゃれな家から、和モダンな雰囲気の家、日本家屋の良さを取り入れた家など、バリエーションは豊富です。お好みのデザインをカタチにできます。

狭小地、変形地には家を建てにくいものですが、デザイン注文住宅ではその土地の形や高低差、場合によっては狭さを活かした家を建てることも可能です。

デザイン注文住宅ではすべてを自分で決められる反面、すべての決定に自分の責任があります。打ち合わせで重要な判断を行う為、その判断を相談できるパートナーが必要になる場合があります。

デザインも特殊な外観や内装、設備を選んだ場合に、住み続く中でメンテナンスする維持費に負担が多くなります。また現在の家づくりでは省エネ性も意識して計画が必要で、デザインを重視して生活したら暑い寒いでは困りますし、耐震もしっかりしていて快適に暮らしたいものです。そんな時は、デザインと性能面を両立したデザイン注文住宅が良いでしょう。
デザイン注文住宅は、見た目を好みのものにできるだけでなく、機能性の高さも重視して、性能面も意識した家にすることで、こだわりの生活が実現が可能です。理想の暮らしを実現するためのデザイン注文住宅を検討してみてください。

埼玉に家を建てるということは、数十年以上は住むことになります。地元に密着して数十年の間、住宅の建築に携わってきた会社は全国展開するハウスメーカーや工務店よりも、土地に根ざした工法や、建築に関する事務手続きの情報に強い特徴があります。
また地域毎の気候条件なども理解して計画しましょう。

埼玉県は大きく以下5つのエリアに分けられます。
・春日部市を中心とする東部
・さいたま市を中心とする中央地域
・所沢市・川越市を中心とする西部
・熊谷市を中心とする北部
・秩父市など山が多い秩父エリア
埼玉県の気候は、太平洋側気候です。夏は高温多湿、冬は少雨乾燥の一般的な日本の気候といって良いでしょう。さいたま市周辺の中央地域エリアは、夏と冬の気温差は比較的少なく、冬でも比較的気温は温かい特徴があります。東京都心とさほど変わらず過ごしやすい気候です。
熊谷を中心とする北部エリアは、夏と冬の寒暖差が激しい地域です。夏は40度近くまで気温が上昇することがあり、冬は山沿いでは特に冷え込みが強くなります。
風が強い地域なので、より体感気温は低く感じられるでしょう。
秩父飯能エリアは山岳が多いエリアです。夏の暑さよりも冬の厳しい冷え込みが特徴的です。盆地という土地の形状から、埼玉県の中では雨量が多く、夏には突然ゲリラ雷雨に見舞われることも多くあります。

埼玉県は内陸に位置する県なので、湾岸地域に比べると台風に遭遇する可能性は低いとされていますが、油断はできません。令和元年に到来した台風19号のような、大型かつ勢力の強い台風に遭遇すると大きな被害をもたらすケースもあります。
家を建てるときは、台風がもたらす風害を考慮した対策を考えておいたほうが無難です。

埼玉に限らず、現在日本全国でどこに住んでいても、大きな地震に見舞われる可能性はあります。家を建てる時の耐震対策は必須です。
日本は、地震の原因となるプレートが4つも重なる場所に存在しています。活断層も2,000ほどあるとされており、いつどこで大きな地震が起きるか分からない状態です。
大きな地震に遭遇する前提で、用意をしておきましょう。

暮らしに高いデザイン性を求める方も、より心地よく家時間を過ごされたいと思うはずです。
埼玉に限らず、日本全国で省エネ基準（地域区分）が定められており、省エネ性能を求められます。また大きな地震に見舞われる可能性はありますので耐震性能も必須となった時に、性能もデザインも両立した注文住宅が求められるはずです。
デザインは定量的に測れず、主観（好み）によって選ばれるので、建築会社さんの実例を見たりして選定というのもありますが、性能値は数値で表されますので、求める性能値から絞っていく中で、好みのデザインが得意なのか、どういうジャンルが得意なのか、施工が慣れていらっしゃるのかどうかなど、色々と比較検討される中でセンスあるデザインと性能面が合理的に両立した住宅を建築している会社さんと出会えたら素敵な事かと思います。
ご予算に応じて合理的かつ柔軟に間取りに対応したり、土地形状や周辺景観を意識しつつも独創性ある外観デザイン、狭小地でもそれぞれのプライベートを活かしながら家族をつなぐ間取りなど、様々な”こんな家に暮らしたかった”を実現出来る選択肢としてR+houseも一つの候補かと思います。

 建築家に依頼する場合、設計・工事監理料がその分高くなるのでは、そう思われるかもしれませんが、そこの役割をR+houseによる三者一体の家づくりにより、住まい手（施主）・土地（敷地）ならではの家を考えるなかで、総予算から全体予算を計画し、建築家との間に弊社（アップルホーム）の様な工務店が入り、施主と建築家と連携し設計、見積内容のチェックを行い、工事監理は工務店で行う為、通常に設計事務所にオーダーする設計・工事監理費用よりも抑えつつ、建築家のデザイン（見た目・暮らし・パッシブ）を享受し、建物の価値を高められる手段だと感じます。

お客様が土地を選ぶ視点、家を建てる為の工務店視点、そしてプランニング（間取りを考える）する建築家視点、それぞれ着目するポイントの中で、最大限に活かせるのが建築家との家づくりだと感じます。
埼玉県内でご計画されている方で、上記の内容に共感された方は是非家づくり相談会にご参加ください。