＜今回、建築した住宅の概要＞
敷地面積：232.54㎡/70.34坪
建物面積：84.32㎡/25.50坪
ご家族構成：ご夫婦二人暮らし
断熱性/UA値: 0.32
気密性/C値:0.23
耐震等級3（許容応力度計算）
Concept
自邸の建築に臨むオーナーは、「自然の光と木の温もり溢れる家」をテーマとして挙げてくださいました。
その他にも挙げていただいた様々な室内外の要望。それぞれが関連性のないバラバラな要素のご希望のように感じるものでも、空間設計の専門家である建築家の目や耳を通すことで、ひとつのカタチが見えてきます。屋内と屋外の視覚的・物理的・機能的な繋がりなど、空間の役割を完結と集中することをオーナーは望んでいました。
オーナーの様々な要望の中でも、ご家族を招いて等、ご家族の集いを大事にされている事もあり、それぞれのONとOFFを切替えしやすくする事を配慮しました。建築予定の敷地形状では外部とのプライバシーを保ちながら配慮しつつ、昼光利用（明るさ）自然風利用（通風・換気）などのパッシブデザイン要素を要望とマッチさせ組み上げて考えていく中でカタチ（間取り）として具現化していきました。
建築の世界では、建築家の閃（ひらめ）きは、積み上げでは生まれないといいます。数多くのスタディを重ねた建築家だからこそ、土地のポテンシャルとオーナーの要望が掛け合わさって間取りに＂閃き＂をもたらします。建築家が計算した空間設計と温熱環境を施工技術でどのように具現化しているか。
注文住宅を検討していて建築家に聞いてみたい事
・ライフスタイルに合わせた間取りとは？
自分は建売住宅、注文住宅どちらに向いているのか？（どちらが合うのか）
置くものをできるだけ少なくして必要最小限のものだけで生活するミニマル住宅、両親と共に暮らす二世帯住宅、カフェや店舗を一緒にした住宅、ペットと暮らす住宅、ガレージハウス、多趣味なライフスタイル、「こんな生活は楽しそう！」「こんな暮らしは嫌だなー」など、ざっくりとしたイメージでも大丈夫です。
ただ不安のある住宅購入をより安心・満足するプランを手に入れるために、建築家の意見も聞いてみませんか。
※建設会社決定済の方はご遠慮ください。
・狭小地・変形地でも快適な住まいは建てれる？
都市部では限りある建物面積しか確保できないことはよくあること。
敷地面積〇〇坪の狭小地から、三角形などの変形地、旗竿地や高低差のある土地など
また、今の住まいはなぜ手狭に感じるのか？同じ面積でもより広々と感じる工夫をお伝えします。
たくさんの実績のある建築家が、施工事例を中心に光あふれるアイデア満載の住宅をご紹介します。
狭小地・変形地で建築家だからできること
小さな家の大きな可能性 ～限りある広さを有効に～
・建築家とハウスメーカーの違いとは？
建築家は施主の暮らしに合った設計を行い、施工は工務店が行います。
ハウスメーカーは自社で設計（建築基準法以上の厳しい基準を設け）し、施工を行います。
施主の価値観が、ハウスメーカーか建築家かを決める
値段を考える上でもう一つ重要なことは、物の値段は常にその価値に対して計られるということです。
「違う家族から見ればしっくりこないけれど、その建て主にとってはピッタリと馴染む」といったお金で換算できない部分に価値があり、 それとはまったく違う価値を持つハウスメーカーの家と単純比較するのは難しいといえます。
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